甲状軟骨形成術

 仰向けで横になり、ノド(喉頭)の前(喉仏の部分)の
頸部皮膚を横に数センチほど切開します(右図)。
喉仏の部分には甲状軟骨があり、声帯を前から覆っています。
この甲状軟骨を手術することで、声を出しやすくします
(T型〜W型の
4種類)。手術中に声を出しなが調節するため、
手術は局所麻酔で行います。
手術後は声帯が腫れることがあるため、
1週間ほど声を出さないでおく(沈黙療法)必要があります。

・T型:声帯麻痺、声帯萎縮など、声を出すときに
  隙間が出来る病気に対して行います。
  声帯を中に移動させて、声帯の間の隙間を少なくし、
  声を出しやすくします。

・U型:痙攣性発声障害に対して行います。
  声帯の間を広げて、声を出しやすくします。

・V型:甲状軟骨の一部を切除して、声帯を短く、
  緊張をゆるめます。

・W型:甲状軟骨と、その下にある輪状軟骨とを近づけることで、
  声帯を前後に引っ張り、緊張を高め、声を高くします。
  声帯の萎縮や加齢で声帯がゆるみ、声が低くなったり
  ガラガラする場合に行います。

 

戻る